傾向分析や集計機能による製品品質の見える化を実現

統計的手法による工程能力指数や管理図等により自社製品の品質状態を視覚的に確認することができます。

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傾向分析や集計機能による製品品質の見える化

品質検査部門等での統計的な品質管理機能として、入力された検査結果に対する平均・最大・最小・標準偏差・工程能力指数等の品質情報を表示する機能を提供します。
また、検査結果のEXCELへのデータ出力や、検査項目とデータのクロス表出力等を行うことで部門独自の分析等へ二次利用することができます。

検査表示画面

管理図機能を利用することで、製品に対する品質のばらつき等の傾向を視覚的に分析することができます。
JUSE-QIMSでは、X-Rs管理図を標準で利用できます。
また、検査入力の際に傾向判定を行い、異常値が検出された時点で、品質管理部門等の管理者に警告メールを通知する機能を標準で提供しています。

管理図
  • 2σ外傾向判定
  • 連異常傾向判定

この機能を活用することで、潜在する問題の発見により不良品発生を未然に防止し、製造製品の損失ロスを大幅に削減することが可能となります。

管理図による傾向判定の仕様は以下の通りです。

異常判定項目 異常判定ルール
1 管理限界外 管理限界線を越えている
2 連続する9点が中心線に対して同じ側にある
3 上昇・下降 連続する6点が増加,又は減少している
4 交互増減 14の点が交互に増減している
5 2σ外(限界線接近) 連続する3点中,2点が領域A又はそれを超えた領域にある(>2σ)
6 1σ外 連続する5点中,4点が領域B又はそれを超えた領域にある(>1σ)
7 中心化傾向 連続する15点が領域Cに存在する(≦1σ)
8 連続1σ外 連続する8点が領域Cを超えた領域にある(>1σ)